一見すると、華やかな実績に心を奪われてしまいがちな
インフルエンサー型の起業塾。たしかに、塾長本人は圧倒的な成功を収めているかもしれません。

しかし、その成功は多くの場合、
本人の“個人ブランド”や“センス”に強く依存しており、誰にでも再現できるような仕組みやノウハウとしては確立していないケースが多いのです。

その結果、受講生が手にするのは
“精神論”や“モチベーション維持”といった
ざっくりとしたアドバイスばかり。
実践的な行動計画や、再現性の高い成功手法を学べないまま講座を終えてしまうケースも少なくありません。

そして、もし思うような成果が出なかったとしても
「努力不足だ」「センスが足りない」と片付けられてしまう…。

真剣に学ぶ姿勢を持っていたはずの人ほど、無力感を覚えてしまいます。

「個人サポート付き」と大々的に謳っていても、
いざ蓋を開けてみると実は団体向けセミナーしかなく、一人ひとりの課題がまったく深掘りされない
—そんな残念なケースが、驚くほど多くあります。

さらに悪質な事例では、「販売ノウハウを教える」という名目で、受講生自身に同じ高額講座を売り歩かせるよう仕向けることさえあります。
気づけば受講者が“販売員”として利用され、高額な講座を再び勧誘・営業しなければならない状況に追い込まれてしまうのです。

「個人サポート」という言葉に惹かれて受講したはずが、いつの間にか受講生同士で競わされ、
自分までもが“講座ビジネス”を回す側になってしまうことも…。